HOME |バイデン米政権の気候特使、ジョン・ケリー氏。「2050年ネットゼロ」に向け、温暖化対策の加速求める。脱炭素は5倍、再エネ転換は6倍等のスピード化を。米国のNDC大幅改定も示唆(RIEF) |
Kerry001キャプチャ

 バイデン米政権の気候変動特使に就任したジョン・ケリー元国務長官は、就任後、初となるスピーチで、「どの国も地球温暖化を防ぐうえで十分な対応ができていない」と危機感を示した。同氏は「2050年の温室効果ガス排出量ネットゼロ」を実現するには、「脱石炭」を現状より5倍、「再エネ切り替え」は6倍、植林は5倍、電気自動車への転換は22倍と、それぞれ転換速度を加速させる必要があると言明した。グローバル経済の大規模な転換が不可欠と強調した。

 英紙Guardianによると、ケリー氏はG20フォーラ……

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