
英政府は2020年の電力供給に占める再生可能エネルギー発電の比率が43%に達し、同国史上、初めて化石燃料発電を上回ったことを明らかにした。石炭、天然ガス等の火力発電は38.5%だった。再エネ発電では風力発電の発電量が前年比18%増と大きく伸伸びた。一方で石炭火力発電は現在4基が稼働中だが、2024年には全廃されゼロになる。原発も活用しているが11%減だった。英国の発電では再エネ主導の電力構造が顕著になってきた。
Department for Business, Energy and Industrial Strategy(BEIS)が公表した「Energy Trends report」で示された。2020年全体の電力発電量は312.8TMhで、前年比3.7%減。新型コロナウイ……
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