ジャネット・イエレン米財務長官は19日、米財務省としての総合気候政策戦略の立案を目指すと発表した。気候対策を内外の財務省の政策判断に取り込むとともに、気候変動の脅威に対応するため、金融と金融リスクを活用するとしている。主要な政策対応として①気候対応のトランジションファイナンス②気候関連経済・税政策、などをあげた。これらの政策を財務省として統括するため新たに「Climate Hub」を設置した。
イエレン氏は「気候変動は米経済に、新たな挑戦と機会を示している。財務省は気候変動を政策の最優先課題に据える」と明言した。財政、税制両面から気候政策を展開するとの強い姿勢だ。
気候変動戦略の目標として掲げたのは①気候移行ファイナンス②気候関連経済……
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