4～5の両日、英国ロンドンで開催された主要7カ国（G7）蔵相中央銀行総裁会議は、TCFD提言に基づく義務的な気候関連金融情報開示を進めることで合意。IFRS財団が国連気候変動枠組条約第26回締約国会議（COP26）に向けて準備を進めている国際サステナビリティ基準審議会（ISSB）の活動を歓迎する等のコミュニケを採択した。生物多様性関連の財務情報開示を目指す「Taskforce on Nature-related Financial Disclosures（TNFD）」が10日に正式に立ち上がることを踏まえ、同活動への支援も表明した。

 

　今回のG7財務相中央銀行総裁会議は、コロナ禍からの世界経済の回復支援での協力を確認する一方で、COP26に向けた気候変動対策でのG7の足並み協調が主要……

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