HOME |欧州委員会、カーボンニュートラルに向けた「移行ファインナンス」等の新たなサステナブルファイナンス戦略公表。「ブラウンタクソノミー」制定も。天然ガス、原発も条件付きで含める(RIEF) |
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  欧州委員会は6日、現行のサステナブルファイナンス戦略を、カーボンニュートラルへの移行を目指すトランジションファイナンスに広げる新たな戦略をまとめた。焦点となっていた天然ガスを含むエネルギーセクターを対象とする法案を提案するほか、タクソノミーフレームワークを拡大して、サステナビリティに反する経済活動(ブラウンタクソノミー)等を含める案を年内までにまとめる。これを受け、タクソノミーで焦点となっていた天然ガス、農業、原子力発電等はいずれも条件付きで、盛り込む方向が示された。ソーシャルタクソノミーも開発する。

 

 欧州委員会の今回の方針は、欧州議会と欧州理事会への同委員会の意見という意味のCommunication として提起された。委員会は今回の提案を2023年末までに実施するとしているが、……

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