世界初の石炭を使わない「グリーンスティール」が初めて出荷された。スウェーデンの鉄鋼業SSABは18日、同社が共同で設立したベンチャー企業のHybrit社が、製造工程で石炭を一切使わない自動車用の「グリーンスティール」鋼板の試作品を、トラックメーカーのボルボAB向けに出荷したと発表した。正式な商業生産は2026年からの予定だが、ボルボは今年中に、グリーンスティールから製造する「グリーン自動車」のプロトタイプ版の生産を始めるとしている。

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