HOME5. 政策関連 |米・EU、CO2より温暖化係数の高いメタン排出削減で共同行動「グローバル・メタン誓約」を呼びかけへ。2030年までに30%削減目指す。化石燃料生産や畜産、廃棄物処理等で抑制(RIEF) |
methaneキャプチャ

 

  米国とEUは、CO2よりも温暖化係数の高いメタンの排出量を2030年までに現状から30%削減することで合意した。11月に英グラスゴーで開催する国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で「グローバル・メタン・プレッジ(誓約)」を宣言し、他の国々の共同行動を求める。メタンは温暖化係数が100年間ではCO2の28倍、20年間では約84倍と影響が大きいことで知られる。

 

 (写真は、化石燃料生産に伴いメタンガスが排出される)

 

 国際共同研究の「グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)」が昨年7月に公表した「世界メタン収支2000-2017」を公によると、メタンの発生量は過去10年でグローバ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン