HOME5. 政策関連 |ジョンソン英首相、先進国は2030年までに、途上国は2040年までに「石炭火力ゼロ」を要求。海外での新規石炭火力停止宣言の中国には、国内でも縮減要請。国連総会で(RIEF) |
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 ボリス・ジョンソン英首相は22日、国連総会で演説し、10月末から開催を予定している国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)は「人類の転換点になる」と強調。 気候変動を加速させる石炭火力の使用を先進国は2030年までに、途上国も2040年までに停止するよう求めた。特に世界最大のCO2排出国の中国の習近平国家主席が先の演説で、海外での石炭火力停止を明言したことを受け、「中国は国内の石炭火力も停止すべき」と求めた。

 

 同氏は、「私が子供のころ、電力の80%は石炭火力で発電していた。現在は石炭火力からの電力は全体のわずか2%前後でしかない。そして2024年にはゼロになる。英国は過去30年間にCO2等の温室効果ガス排出量を44%削減し、その間、GDPは78%成長している。石炭火力から……

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