
ノルウェーと英国を世界最長の海底送電ケーブルで結び、ノルウェーの水力発電と英国の洋上風力発電の電力を相互に融通する「North Sea Link(NSL)」が1日、初の送電を実施した。3カ月の試行送電で、同試行を受けて、本格的な送電を始める。ケーブルの延長距離は720kmで、東京から青森、あるいは東京から広島の手前までに相当する。総事業費16億ユーロ(約2000億円)。エネルギー、電力の需給については、国境を超えて、設計、実践する欧州の知恵を日本も見習いたい。
(写真は、海底送電線を敷設する工事の模様)
NSL事業を推進しているのは、ノルウェーの国営電力会社のStattnetと英国のエネルギー大手のNa……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。