HOME |米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長、FSOCの気候関連金融リスク対応報告を受け、比較可能な気候情報開示の促進支持を強調。国際的な共通化作業にも前向き姿勢示す(RIEF) |
Powellキャプチャ

 

 米連邦準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は21日、金融安定監視評議会(FSOC)が気候関連金融リスク対応での初の報告書を公表したことを受け、「気候変動はグローバル経済と金融システムにとって重要な挑戦になっている。人々は気候関連金融リスクに対して金融システムをレジリエントにすることを我々に期待している」と述べた。気候リスク対応を金融監督、金融システム安定の軸に据える姿勢を強調した。

 

 パウエル議長は、FSOCがバイデン大統領の指示を受けて初の報告書で情報開示等の4分野で勧告を提案したことに触れ、「気候関連金融リスクへの全体的な理解を増大させるための追加的行動と相互の調整作業の必要性を強調したもの」と評価した。とりわけ、「首尾一貫し、比較可能な気候関連情報とその開示は、気候関連……

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