HOME |オーストラリアのモリソン首相も「2050年ネットゼロ」宣言。だが、既存産業(石炭・天然ガス等)や地域、雇用は変えず、新技術開発で低炭素化目指す。日本政府の気候政策に類似(RIEF) |
Morisonキャプチャ

 オーストラリアのスコット・モリソン首相は26日、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に、同国の気候目標として「2050年ネットゼロ」を設定したと発表した。現行の産業を維持しつつ、オーストラリアを低炭素技術のリーダー国とすることを目指すとした。今後10年間に200億㌦の公的資金を低炭素技術開発等に投資し、民間資金を誘導、少なくとも800億㌦の官民資金をクリーン水素、カーボン回収貯留(CCS)、エネルギー貯蔵等の技術開発に投じるとしている。

 (写真は、ネットゼロ計画……

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