主要国の中央銀行や金融監督当局で構成する「金融システムのグリーン化ネットワーク(NGFS)は、参加金融当局が金融機関監督に際して気候リスクを把握・評価するシナリオ分析等の手法を取り入れているかどうかを調べた初のレポートを公表した。すでに導入試験を経て気候リスク監督体制を構築したのは、対象29機関のうち、欧州の4機関。これらを含め、年内に完了する「2番手グループ」は11機関、日本(金融庁)は来年半ばまでかかり、3番手グループ」といえる。
公表された報告書は「Scenarios in Action A progress report on global supervisory and central bank climate scenario exercises」と題している。NGFS……
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