HOME8.温暖化・気候変動 |英政府、上場大企業と銀行等を対象に、22年4月から気候情報開示を義務化する法案提出。気候情報開示の法制化施行は世界で初。複数のシナリオ分析も義務化。Scope3開示も検討へ(RIEF) |
LSE0033キャプチャ

 

 英国政府は29日、2022年4月から上場大企業を対象として気候関連リスクと機会の情報開示を義務付ける法案の提出を決めた。同国は今年初めから、プレミアム株式市場の上場企業によるComplay & Explain方式での開示を実施しているが、それを強化し、法的開示に切り替える。義務的開示内容はTCFD提言を踏まえ、複数のシナリオ分析も含める。温室効果ガス(GHG)排出量のScope3の開示も検討対象としている。

 

 開示適用は2022年4月6日から。企業の気候リスク情報開示の開示の法制化は、ニュージーランドが今月初めに法案を成立させている。ただ、実施時期は2023年度からで、開示の方法も英国がすでにロンドン証取上場企業を対象にしているComply & Explain方式。……

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