イタリア・ローマで開いたG20首脳会議は31日に首脳宣言を公表して閉幕した。宣言には「削減対策をしていない海外の石炭火力発電事業への公的ファイナンスの停止」が盛り込まれたが、当初案では海外だけでなく、G20各国の国内でも脱石炭宣言を目指したことがわかった。しかし、石炭火力に頼る利用国と石炭輸出国等の強い反対で修文されたという。日本を含め、中国、インド、オーストラリア等が「抵抗勢力」連合を構築したという。
(写真は、G20議長を務めたイタリアのドラギ首相)
欧米の報道によると、当初、議長国のイタリアは、中国、米国等の世界最大級の排出国がパリ協定の「1.5℃目標」の達成に資するための行動を加速するコミット……
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