英国は4日、グラスゴーで開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、2030年代までに主要経済国が、40年代までに世界全体で、排出削減対策を取られていない石炭火力発電を廃止する宣言を提案した。新規の建設だけでなく、既存の石炭火力の停止も目指す。英提案にはすでに46カ国が賛同したが、日本は反対の立場で枠外にいる。
英声明は「Global Coal to Clean Power Transition Statement」。①国内外での石炭火力発電への新規投資を停止する②クリーンエネルギー発電の開発を急増させる③主要経済国は2030年代に既存のものを含めて石炭火力を廃止、他の世界の諸国も40年代に廃止する④石炭火力からの転換は、石炭火力に依存してきた労働者やコミュニ……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。