ニュジーランド政府と、米カリフォルニア州とカナダ・ケベック州の両州は9日、それぞれが実施しているCO2排出権取引制度（ETS）の相互連携を目指す覚書に調印した。ニュージーランドは2008年からETSを導入、米加の両州は2014年から国境を超えた連携を実施している。3市場が連携すると、EUの排出権取引制度（EU-ETS）を除くと、初の多国間の国際市場連携となり、クレジットの国際性が高まることが期待される。

　3者は9日、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議（COP26）の会場において覚書を締結した。……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン