HOME8.温暖化・気候変動 |ニュージーランド、新規の石油・ガス開発事業許可に対し、法学生団体が「ゼロ・カーボン法」違反として担当大臣を提訴。「1.5℃目標」やIEAの「ロードマップ」等とも矛盾と(RIEF) |
NZwoodsキャプチャ

 

   ニュージーランドのエネルギー資源相が、今年6月に新規の石油・ガス開発許可を与えたことが同国の「ゼロ・カーボン法」違反だとして、法学生たちに訴えられた。同国はすべての海洋での石油・ガス開発を禁じているが、許可を与えたのは陸上での開発事業。同国のアーデン政権は気候変動対策でも積極策で注目を集めてきたが、新規化石燃料開発の許可は「1.5℃目標」を目指すCOP26の合意や、気候変動対策の緊急性の高まりの中で、同国への信頼感を大きく損ねる可能性もある。

 

 (写真は、訴訟を提起されたニュージーランドのエネルギー資源相)

 

 日本の経済産業相に相当するエネルギー資源相のMegan Woods氏を相手取って高等裁判所に提……

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