HOME8.温暖化・気候変動 |EUサステナブルファイナンスの気候緩和・適応分野のタクソノミー、年明け1月1日からの適用を決定。焦点の天然ガス、原発の扱いは引き続き調整(RIEF) |
EUtodayキャプチャ

 

 EUは9日、気候関連分野のサステナブル投資のタクソノミーを法制化するDelegated Act(DA)を承認した。焦点の天然ガスと原発については、来週開くEU首脳会議等で最終調整する。両部門を除いた「ファーストDA」対象のタクソノミー事業は、年明けの1月1日から、サステナブル投資等の際の資金使途先として法的に明確化した形で適用される。

 

 タクソノミーを法律で明記するEUのタクソノミー規則(TR)はすでに昨年成立している。そのTRを受けて対象となる気候分野のグリーン&サステナブル事業の技術スクリーンクライテリア(TSC)を、個別にリストアップするDAの作業が欧州委員会で進められてきた。タクソノミーの対象となる経済活動は、気候緩和分野で9部門88事業、適応分野で13部門94事業となっている……

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