HOME8.温暖化・気候変動 |米大統領気候特使のジョン・ケリー氏、EUが導入を検討するカーボン国境調整メカニズム(CBAM)に理解を表明。米国でも同様措置の可能性を検討中と明かす(RIEF) |
Kerry003キャプチャ

 

  米大統領気候特使のジョン・ケリー氏は、EUが導入を目指しているカーボン国境調整メカニズム(CBAM)について、「他の国が排出削減に真剣でない場合に、選択せざるを得ない手段かもしれない」とEUの動きに理解を示す発言をした。同時に「米国でも検討中」であることを明らかにした。

 

 欧州メディアのインタビューに答えた。ケリー氏は、先の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の評価として、石炭火力発電の廃止(Phase out)がインド等の反対で盛り込まれず、段階的停止(Phase down)に修正された点について「彼らはPhase downには合意した。これはCOPの歴史上初めてのこと。現実的な対応だ。それを踏まえ、化石燃料依存からの脱却する必要性にフォーカスしていく」と……

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