HOME |欧州委員会のタクソノミー委任法(DA)への原発・天然ガス盛り込み案。オーストリアが欧州司法裁判所への提訴の考えを改めて表明。サステナブルファイナンスの信頼性も争点に(RIEF) |
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  オーストリアのエネルギー気候相のLeonore Gewessler氏は2日、欧州委員会がサステナブルファイナンスのタクソノミーの補完的委任法(DA)案に、原発と天然ガスを条件付きでリストに盛り込む案を公表したことを受け、「欧州委が同案を(正式提案として)進めるようならば、わが国は司法裁判所に提訴する」との考えを示した。同氏はこれまでも同様の主張を展開し、「(われわれは)タクソノミーを、欧州グリーンディール(EGD)の野心と整合し、首尾一貫としたものにするとともに、金融市場での信頼を維持する大きな責任を負っている」と強調してきた。

 

 欧州委は1日に補完的DA案を公表した。それを受けてGewessler氏は2日、SNSで改めて意見表明した。同氏は、欧州委の原発、天然ガスの扱い案について「……

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