米バイデン政権の気候政策の中心的役割を果たしている国家気候変動問題担当の大統領補佐官のジーナ・マッカーシー(Gina McCarthy)氏の辞任観測が広がっている。同政権が当初、目指した抜本的な排出削減政策が民主党内の政治力学で空転し続けていることへの不満から、「早ければ来月にも辞任」との観測が流れている。同氏が辞任に踏み切れば、バイデン政権の気候政策の「失敗」を明確にするだけに、ホワイトハウスは対応に苦慮している。
マッカーシー氏は、元環境保護庁(EPA)長官で、それ以前にもマサチューセッツ州、……
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