HOME10.電力・エネルギー |米テスラ、第一四半期のカーボンクレジット収入額6億7900万㌦(約872億円)。過去最高額に。米カリフォルニア州市場を軸に、EV化が遅れるライバルメーカーへの売却益増大(RIEF) |
Tesla02キャプチャ

 

 米電気自動車(EV)メーカーのテスラが発表した今年第一四半期決算で、EVのカーボンクレジット売却益が6億7900万㌦(約872億円)と過去最高額だったことがわかった。前期比では倍増強。テスラは本業全体の業績も好調だったが、世界が脱炭素のEV化に向かう中で、早期に自社EVをグローバル展開してきた同社の「フルEV」戦略が、「追加収益」につながっているといえる。

 

 (写真は、先月開所したドイツの「ギガファクトリー」で、若い従業員と語らうイーロン・マスク氏)

 

 先週、公表されたテスラの同四半期決算では、純利益が前年同期比7.6倍の約33億㌦(約4200億円)、粗利益率32.9%等と高水準だった。収益のうち、……

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