2050年のネットゼロに向け、CO2排出量の多い石炭から低排出燃料への切り替えがグローバル課題となっているが、 「石炭→天然ガス」より「石炭→再エネ」が経済的にも有利であるとのシンクタンクの分析が公表された。天然ガスを低炭素経済化への中間的エネルギーと位置付ける国が多いが、ロシアのウクライナ侵攻で明らかになったように、ガス価格の高騰、乱高下の影響は今後も続くとし、石炭からガスへの切り替えは「高いオプション」と指摘、各国政府のエネルギー政策の転換を促している。
(上図は、石炭から再エネ、ガス転換のカーボン価格の2010年以来の推移)
分析したのは英非営利シンクタンクの「トランジションゼロ(Trtansi……
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