HOME |フィンランド、新気候変動法により、ネットゼロ目標を2050年から2035年に前倒し。超党派で合意。7月にも新法施行。先進国で「最速」の早期ネットゼロ達成へ(RIEF) |
Finキャプチャ

 

 フィンランドは、温室効果ガス(GHG)排出量を2035年にネットゼロとし、40年にはネットネガティブを達成する目標を設定する。同国の中道左派系の5党連立政権は、すでに議会に同目標の改定を盛り込んだ「2022年気候変動法」を提出しており、超党派の支持によって成立する見込みだ。7月1日施行の予定。ネットゼロ目標達成には、市場からのカーボンクレジット調達は考慮しない。先進国がネットゼロ目標を35年に設定するのは初めて。

 

 (写真は、同国環境相のEmma Kari氏)

 

 同国の現在のネットゼロ目標は、日本と同じ2050年。改正法ではこれを15年、前倒しすることになる。ネットゼロ目標を2035年に設定している国は、他……

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