HOME |日本銀行、初のTCFD関連情報開示を公表。業務運営でのGHG排出量は前年度比20%減と大きく削減。電力の低炭素化が貢献。Scope3排出量は開示せず(RIEF) |
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 日本銀行はこのほど、TCFDに基づく情報開示を行った。この中で、同行の業務運営に伴う2020年度の温室効果ガス(GHG)排出量が前年度比20%減と、大きく下がったことを明らかにした。排出量削減の主要な要因は電力を再エネ電力等の低炭素型に切り替えたことが大きく、業務からの直接排出量は2年連続で増加している。また金融機関に求められるサプライチェーン等の排出量を含むScope3の排出量については開示していない。

 

 日銀は昨年7月に「気候変動に関する取り組み方針」を公表した。この中で、情報発信については、TCFDの勧告に沿った情報開示をすると表明していた。今回の開示は同表明に沿った日銀として初のTCFD開示になる。

 

 開示はTCFDが提言した「ガバ……

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