世界全体で再生可能エネルギー事業に従事する労働者数が、昨年1年に70万人増え、総数1270万人に達したことがわかった。国際再生可能エネルギー機関（IRENA）が報告書で公表した。分野別でもっとも雇用者が多いのは太陽光発電事業で、全体の3分の1を占める。新型コロナウイルス感染拡大が続き、エネルギー危機も増大しているが、再エネ市場の拡大は着実に広がっているといえる。

 

　IRENAが国際労働機関（ILO）と協力して作成した「2022年版再生可能エネルギーと雇用（Renewable Energy and Jobs : Annual Review 2022）」報告書の中で示した。

 

　再エネ市場の堅実な拡大の背景には、気候変動に対する認識の広がりとと……

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