HOME |火力発電等の化石燃料燃焼からのCO2排出量の増加率、今年は1%弱に。再エネ浸透や電気自動車(EV)の普及が着実に効果発揮。国際エネルギー機関(IEA)が推計(RIEF) |
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  ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー市場の変動がグローバルに広がり、石炭火力等の化石燃料シフトへの懸念が出ているが、国際エネルギー機関(IEA)によると、2022年の化石燃料焼却によるCO2排出量の増加は前年比1%弱にとどまる見通しであることがわかった。太陽光発電等の再生可能エネルギーの着実な進展と、電気自動車(EV)普及等が石炭火力等へのシフトによるCO2排出増を最小限度に抑える形になっているという。再エネ政策やEV転換等の政策転換の手応えが出てきたといえる。

 

  IEAが19日に公表した今年のエネルギー部門からのCO2排出量予測によると、化石燃料焼却から発生するCO2排出量は、前年2021年に比べ、1%弱の増加にとどまりそうとしている。年間のCO2の増加予想量は3億㌧で、全体の排出……

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