企業の温室効果ガス(GHG)排出量の情報開示は進んでいるが、現状の情報開示率(2021年)は直接排出量のScope1と光熱費等の間接排出量のScope2を合わせて約40%、サプライチェーンの排出量等のScope3は24%の各水準にとどまるとの分析が公表された。逆にいうと、GHG情報不開示率はそれぞれ60%、75%と、いずれも半数以上となる。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)はGHG情報開示の共通基準化を目指して作業を進めているが、基準化とともに実際の開示手法の適用推進が求められる。
ESG評価会社のSustainalyticsが「Carbon emissions data for investors: closing the reporting gap and ……
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