米国連邦議会議員とEUの欧州議員合計130人以上が、グテレス国連事務局長やバイデン米大統領等に対して、11月にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開く国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の議長を務めるサルタン・アル・ジャーベル(Sultan Al Jaber)氏の議長交代と、化石燃料業界ロビイストの会議への参加制限を求める共同声明を出した。ドバイでのCOP開催は、化石燃料産出国やエネルギー関連企業の脱化石燃料化を促す狙いが込められているが、ジャーベル氏はアブダビ国営企業(Adnoc)CEOで、同社は今後5年間で新規の石油・ガス開発投資を計画するなど、COPの脱炭素路線と相容れない方針を示している、と指摘されている。
共同声明は、グテレス、バイデン両氏のほか、フォン……
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