HOME8.温暖化・気候変動 |EU。11月のCOP28に向け、「削減対策無しの化石燃料」の段階的廃止を2050年より『十分に前倒し』する目標設定を提唱。再エネは3倍増、省エネ倍増の「3大脱炭素目標」(RIEF) |
TINMERMANキャプチャ

 

  EUは、11月にドバイで開く国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に向けて、石炭だけでなく、石油・ガスを含めた削減対策無しの化石燃料(unabated fossils)の使用の段階的廃止を、ネットゼロ目標の2050年よりも「十分に前倒し(well ahead)」する目標を設ける提案をすると明らかにした。EU欧州委員会の副委員長のフランス・ティメルマンス氏が述べた。「脱化石燃料」の前倒しと合わせて、2030年までに再エネ発電を現行より3倍増、省エネ効果を年率で倍増、の3つの目標設定を求める。それらの目標達成に際して、カーボン回収貯留技術(CCU)の活用は「限定的にする」とした。

 

 (写真は、欧州委員会副委員長(気候政策担当)のティメルマ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン