
(写真は、米連邦上院議会の建物)
米連邦上院で、温室効果ガス(GHG)の高排出国からの輸入品に課税する「Foreign Pollution Fee(外国汚染課金)」法案が提案された。輸入品が米国内の環境関連の基準等に比べ、母国での規制が緩い場合、米国企業と同等の環境負担分を課金するという内容だ。EUが導入するカーボン国境調整メカニズム(CBAM)の米国版といえる。EUよりも明確に中国からの輸入品に照準を合わせている。昨年には共和党優位の下院で民主党議員が同様の趣旨の法案を提出しており、両党が拮抗する上院での共和党法案の提出で米中関係の動向次第で、法案の調整が進む……
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