HOME8.温暖化・気候変動 |米気候担当大統領特使のジョン・ケリー氏が退任。後任の気候担当に、インフレ抑制法(IRA)の運営を担っている大統領上級顧問のジョン・ポデスタ氏。11月の大統領選挙をにらみ、バイデン政権の気候対策堅持を強調か(RIEF) |
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写真は、訪問者と会話するポデスタ氏=中央=ワシントンポスト紙より)

 

  米バイデン政権は31日、気候変動担当の大統領特使を務めていたジョン・ケリー氏が退任し、現在、クリーンエネルギー担当の大統領上級顧問の座にあるジョン・ポデスタ氏が気候変動担当の後任になると発表した。ケリー氏はオバマ政権時から気候問題に精通しており、米国のパリ協定復帰をはじめ、グローバルな気候変動交渉の推進を主導してきた。バイデン大統領は「ケリー氏は、その独特の情熱と外交手腕、そしてたゆまぬ集中力を発揮し、米国がこの取り組みに再び加わるだけでなく、再びこの取り組みを主導することを確実にした」と同氏の手腕を称賛した。

 

 ケリー氏は、気候特使として、中国の気候担当の解振

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