HOME |5月の世界全体の平均気温は15.91℃で過去最高を記録。昨年6月以降、12カ月連続で月間最高気温を継続。この間の平均気温は産業革命前から「1.63℃」の上昇。「1.5℃目標」を突破(RIEF) |
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上図は、1850年~1900年の産業革命前の平均気温に対して、1940年1月~2024年5月の世界の月間平均気温の上昇度の推移を示すもの)

 

  EUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は6日、5月の世界全体の平均気温は15.91℃で、過去観測史上最高だったと発表した。この結果、昨年6月以降、12カ月(1年)連続で最高気温が続いたことになる。この12か月間の平均気温は、産業革命前(1850 ~1990年)の気温から1.63℃の上昇となり、パリ協定が目標とする「1.5℃」を年間ベースでも上回った。世界の温暖化が一段と高まっていることを示している。

 

 5月の平均気温でこれまで一番高かったのは、2020年の5月。今年の5月の……

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