
マイクロソフト社の共同創業者で、気候変動対策にも積極的に取り組んできたビル・ゲイツ(Bill Gates)氏が自らの気候対策団体「Breakthrough Energy(BE)」の活動を大幅に縮小する。活動の軸であった米欧両当局への気候関連の公共政策提言活動から撤退を決め、すでに、米国と欧州で同活動の担当スタッフ数十人を解雇した。トランプ政権の再登場で、米国の気候政策が少なくも4年間は後回しになることが確実なうえ、EUも気候政策から産業の競争力重視にシフトしており、米欧の気候政策の基調が変わったことを踏まえたとみられる。
Bloomberg Greenが報じた。ゲイツ氏はこれまでも気候対策に対して、科学とデータに基づいた政策の推進と技術開発を支援するため、自らの資産を投じる活動を実……
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