
(写真は、米連邦議会=ワシントン)
トランプ米政権肝入りの「一つの大きくて美しい法律(One Big Beautiful Bill(OBBB)」は下院での再審議で合意し、4日、トランプ大統領の署名で成立した。同法によって、米国のエネルギー政策は、これまでの石油・ガス等の化石燃料の継続を柱とすることが確認された。ただ、「drill baby drill政策」の推進の主要技術として、日本でも経済産業省等が重視するカーボン回収貯留(CCS)技術への支援では、米エネルギー業界の中で依然、意見が分かれていることも明らかになった。各紙の報道によると、テキサスの石油億万長者と、著名な化石燃料支持の活動家が、同制度への税額控除の廃止を求め続けた。両氏は「気候危機は目前に迫っていない」と主張し、「公的資金……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。