HOME |マイクロソフト創業者、ビル・ゲイツ氏。これまでの気候変動重視の姿勢を「修正」。「排出削減よりも、途上国の最貧層の支援重視を」と強調。気候政策の転換点求める動きか(RIEF) |
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写真は、ゲイツ氏の新論文への付随画像を引用)

 

  米マイクロソフト創業者で現在は慈善活動家として知られるビル・ゲイツ(Bill Gate)氏の最新の発言が波紋を呼んでいる。同氏は28日、自身のブログに掲載したエッセイで、「気候変動は、特に最貧国の人々にとって深刻な結果をもたらすだろうが、人類の滅亡につながることはない」と述べた。同氏はこれまで気候対策を含む環境関連技術への投資支援を続けているが、今回の発言では、「排出量や気温の変化よりもさらに重要視すべき指標、すなわち生活の向上に再び焦点を当てるチャンスだ。われわれの主たる目標は、特に世界で最も貧しい国々で過酷な状況に置かれた人々の苦しみを防ぐことであるべきだ」と指摘し、排出削減よりも、途上国の最貧層の「生活の向上」を重視する姿勢を強調した。

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