ブラジル・ベレンでの国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)は、最大の焦点だった化石燃料使用の段階的廃止のロードマップ(行程表)策定で合意できなかったが、これまで化石燃料からの脱却を推進してきたEUの欧州委員会委員長のフォン・デア・ライエン(Von der Leyen)氏が同問題で微妙な発言をして波紋を呼んでいる。同氏がCOP30交渉の終盤に、南アフリカで開いたG20への出席に先立って行った記者会見の場で、「われわれ(EU)は化石燃料そのものと戦っているのではなく、気候変動を加速させる排出ガスと戦っている」と述べた点だ。聞きによっては、化石燃料を使用し続けながら、排出されるCO2を回収貯留するCCS技術等の有効活用を支援するようにも聞こえる。
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