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ユニ・チャームが太陽光発電導入 国内主力3工場、来年3月稼働へ(各紙)

2012-08-25 14:53:01

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各紙の報道によると、ユニ・チャームは、同車の製造子会社である「ユニ・チャームプロダクツ」(香川県観音寺市)の国内主力3工場の屋根に、大規模太陽光発電(メガソーラー)を導入することを発表した。導入する太陽光発電の総出力は5200キロワット。一般家庭約1600世帯分の年間消費電力量に相当。総投資額は約13億円で、来年3月に稼働の予定。

 対象となる3工場は、福島工場(福島県棚倉町)、静岡工場(静岡県掛川市)、四国工場(香川県観音寺市)。設置する太陽光パネルは単結晶シリコン型パネルで合計約2万枚。発電電力の一部は自社の工場で使用するが、残りは各地元の電力会社にFIT制度に基づいて売電する予定。ユニ・チャームは「国策としての再生可能エネ促進を支援し、会社としても将来的に電力コストを抑制する観点から導入を決めた」と説明している。

 東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故後、FIT制度の導入を受けて、工場などの屋根や遊休地などにメガソーラーを設置する動きが全国的に加速している。