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関西空港がアジアの空港最大のメガソーラー、14年稼働 「環境先進空港」目指す(各紙)

2013-04-24 17:04:16

kankuunku01
kankuunku01新関西国際空港会社は23日、関西国際空港内の滑走路沿いなどに太陽光パネルを敷き詰め、年間1200万kWhの発電ができる大規模太陽光発電所(メガソーラー)を設置するとと発表した。2014年に稼働させる。発電した電力は全量、関西電力に売電する。発電規模はアジアの空港としては最大級となる。

 

関空でのメガソーラー建設は、昭和シェル石油の子会社、ソーラーフロンティア(東京・港)と日本政策投資銀行が3月に設立した共同出資会社「SFソーラーパワー」(同・千代田)が運営する。建設や運営に必要な資金約30億円は、政投銀が「競争力強化ファンド」の適用第1号案件として融資するほか、今年6月をめどに、SFソーラーパワーを分割して、特別目的会社(SPC)を設立し、地元企業や金融機関からも出資を受ける。


 太陽光パネルの敷地面積はB滑走路沿いの土地約9万6700㎡と、貨物上屋等の訳2万3000㎡。空港機能を損なわないように、設置する太陽光パネルには防眩特性を有するソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽光電池を活用するという。発電量は一般住宅の年間電力使用量の約4100世帯分で、地球温暖化効果として年間4000トンのCO2削減にもつながる。