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日本のエネルギーは48.2%削減可能!省エネ・シナリオを発表(WWF Japan)

2011-07-22 16:20:22

(wWWF Japanのサイトから):エネルギー需給に注目が集まっている2011年の夏。日本でこれからどのようなエネルギー社会を、どのような手段で構築していくべきなのか。WWFジャパンでは、その具体的なシミュレーションをまとめたレポート『脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案 中間報告<省エネルギー>』を発表しました。この中でWWFは、2050年に1990年比でエネルギー需要を48.2%削減できる可能性を指摘しています。

新しいエネルギー社会のあり方を提案




今、日本では、東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、夏の電力需給が大きな焦点になっています。

そしてこの問題は、この夏に限られた課題ではなく、原発に頼らない、これからの日本のエネルギー社会のあり方を問うものとしても、広く認識され始めました。

同時に、未来のために達成してゆかねばならない地球温暖化の防止という視点を含めて、日本に今後どのようなエネルギー社会を構築していく可能性があるのか。

WWFジャパンは2011年7月22日、その具体的なシミュレーションのまとめを発表し、その結果を基に、日本がこれからめざすべきエネルギー政策の方向性と、実現のためのシナリオを提案する『脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案 中間報告<省エネルギー>』を公開。

既存技術で実現可能!「省エネルギー」の可能性を徹底追及


 

このレポートは、WWFが株式会社システム技術研究所に研究を委託し、制作されたもので、WWFが温暖化防止のために必要な2大条件として掲げている、需要面の「省エネルギー」と供給面の「再生可能エネルギーの導入」のうち、前半の内容をまとめた中間報告です。

この報告では、2020年、2030年、2050年の、それぞれの時期までに、普及する可能性が高いと考えられる省エネ技術の導入や、ライフスタイルの変化を想定した、エネルギー需要と二酸化炭素(CO2)排出量の変化を検討しています。

報告書全文(PDF形式)


 

『脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案 中間報告<省エネルギー>』


 

記者発表資料 2011年7月22日



2011年7月22日 WWFエネルギーシナリオ発表会資料(PDF形式)


 

 

http://www.wwf.or.jp/activities/2011/07/1001522.html