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津波被災地・東松島にメガソーラー完成 宮城県内浸水域で初稼働(河北新報) 松島にメガソーラーが似合うかな?

2013-08-24 19:18:53

津波浸水地域で稼働したメガソーラー=23日正午ごろ、東松島市野蒜
津波浸水地域で稼働したメガソーラー=23日正午ごろ、東松島市野蒜
津波浸水地域で稼働したメガソーラー=23日正午ごろ、東松島市野蒜


東日本大震災で被災した宮城県東松島市野蒜の奥松島公園跡地に、三井物産(東京)が建設していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)「奥松島『絆』ソーラーパーク」が完成し、記念式典が23日、現地であった。宮城県によると、県内の津波被災地域で震災後に計画されたメガソーラーが稼働するのは初めて。
4.7ヘクタールの敷地に太陽光パネル約1万4600枚を設置した。出力は約1990キロワットで、年間発電量約210万キロワット時は一般家庭600世帯の使用量に相当する。総事業費は約10億円。事業計画期間は20年間で、全発電量を電力会社に売却する。

 
震災復興で環境未来都市を目指す市は、先導的事業として期待。施設は発電量や二酸化炭素削減効果を表示する電光掲示板を備え、環境教育に生かされる。

 
式典には関係者ら約70人が出席。三井物産の川嶋文信副社長は「復興のシンボルとして愛着を持ってもらえるよう運営していきたい」と述べた。

 
阿部秀保市長は「環境未来都市具現化のスタートとなる。魅力あるまちづくりを進め、全国に発信したい」と話した。

 

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130824t12010.htm