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国際民間航空機関(ICAO) 航空機の温室ガス規制で合意 2020年導入 (各紙)

2013-10-05 22:11:40

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airplaineo0720044512368396204各紙の報道によると、国連専門機関の国際民間航空機関(ICAO)は4日、カナダ・モントリオールで開いた総会で、飛行機から出る温室効果ガス(GHG)の削減策を2020年までに導入することを決めた。AP通信が伝えた。

具体的な削減策は今後作成し、次回2016年の総会で決定する。国際線の航空機から出るCO2は京都議定書でも規制の対象外となっていた。航空産業が、世界全体の二酸化炭素排出量の中で占める割合は2%未満だが、今後、発展途上国を中心に排出量の増大が懸念されるため、グローバルな規制枠を設けることで合意した。

ICAOのロベルト・コーベ理事会議長は今回の決定を「航空産業が多国間の話し合いにより温暖化対策に取り組む上で、歴史的な前進」と評価した。ただ、具体策のとりまとめがすんなり進むかどうかは不明だ。