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ホームセンターのコメリ 太陽光発電による売電収入で店舗のLED化促進 「再エネ+省エネ」の両面で温暖化対策に貢献(FGW)

2014-04-05 21:41:33

komeri_logo
komeri_logo全国規模でホームセンターチェーンを運営する株式会社コメリ(本社・新潟)は、店舗の屋根を利用した太陽光発電事業に本格的に乗り出す。さらに売電収入を店舗内照明の省エネ化促進に充当し、LED切り替え等に活用するという「再エネ+省エネ」の連携を全国規模で進める。

 

同社はすでに昨年から、全国4か所の流通センター(茨城、高崎、三重、九州)の屋根に太陽光発電施設を設置し、発電電力を再生エネルギー発電固定価格買い取り制度(FIT)に基づいて電力会社に売電する実績をあげてきた。今回は日照時間や発電効率等を考慮し、より発電効率のいい大型店舗「パワー」を中心に12店舗を選んで順次太陽光発電の導入設備を増やしていくという。当面の投資額は約21億円。

12店舗全体での発電容量は約9,200キロワットで、年間発電量は約920万kWhの見込み。これは一般家庭約2,600世帯分の消費電力量に該当する。

店舗や工場の屋根を活用した太陽光発電事業は、すでに各地で広がっている。コメリの目新しいところは、単に売電収入を副収入として確保することにとどまらず、その資金をもとに、店舗の省エネ化につなげる点だ。発電と省エネの両面で、温暖化対策に貢献すると同時に、光熱費の削減を図るメリットも生じる。

 



























今回設置する太陽光発電設備概要
2014年3月期
稼働店舗
パワー館山店(千葉県)/パワー水口店(滋賀県)
パワー田原本店(奈良県)/パワー西条店(愛媛県)
パワー筑後店(福岡県)/パワー宇土店(熊本県)
2015年3月期
稼働店舗
宮城県1店舗 / 和歌山県2店舗 / 福岡県1店舗
佐賀県1店舗 / 熊本県1店舗
施工会社 株式会社NTTファシリティーズ 様
三菱電機システムサービス株式会社 様
投資金額 約21億円
発電能力 合計 約9,200キロワット(年間発電量 約920万キロワット時)
※年間で一般家庭約2,600世帯分の消費電力量

1世帯あたり3,600キロワット時/年で算出(出典:電気事業連合会)




http://www.komeri.bit.or.jp/company/news/2014/2014_04_04_2.html