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丸紅 大分市で国内最大のメガソーラー稼動 一般家庭3万戸分発電(FGW)

2014-04-23 14:35:17

上空から見た大分ソーラーパワーの全景
上空から見た大分ソーラーパワーの全景
上空から見た大分ソーラーパワーの全景


丸紅は23日、大分市で建設していた国際最大のメガソーラー(大規模太陽光発電所)の工事が竣工、商業運転に移行したことを受け、竣工式を実施した。
発電出力は82.02MWで、単一事業者による一箇所での事業としては国内最大。年間予想発電量は8,700万キロワット時で、一般家庭約3万世帯分の消費電力量を発電する。

 

総事業費は240億円。太陽光パネル約34万枚を設置した。事業は丸紅の全額出資子会社「大分ソーラーパワー株式会社」が運営し、発電量は固定価格買取制度(FIT)を利用して、20年にわたって全量九州電力に売電する。二酸化炭素削減効果は年間約3万5千トンに達する。23日開いた竣工式には、広瀬大分県知事、釘宮大分市長をはじめ、約200名の関係者が出席した。

 

メガソーラーは、大分市の大分臨海工業地帯6号地の一角約105haに建設された。昨年3月の着工後、予定より約50日工期を前倒しして、今年3月12日に商業運転を開始した。同工業地帯は1980年代に造成された埋立地で、多くの企業が買い取ったが、その後、事業計画が進まず、空き地になっていた。

 

丸紅は、大分県以外でも、三重、愛知の両県境でも49MWのメガソーラーを建設中で、また宮城県でも28.3MW規模のものを建設中であるなど、全国でメガソーラー案件を開発している。

 

http://www.marubeni.co.jp/news/2014/release/140423.pdf