HOME8.温暖化・気候変動 |オバマ大統領がホワイトハウス屋根の太陽光パネル拡張 ビデオも公開(FGW) 日本の官邸も見習ってください |

オバマ大統領がホワイトハウス屋根の太陽光パネル拡張 ビデオも公開(FGW) 日本の官邸も見習ってください

2014-05-09 23:41:20

ホワイトハウスにはそーラーが似合う
 オバマ米大統領はホワイトハウスの屋根に昨年夏に設置太陽光パネルを新たに拡張したことを明らかにするとともに、ビデを公開した。オバマ大統領は連邦政府の建物を20億ドルかけて省エネ化する案を提唱しており、まず「隗よりはじめ」とばかりに、ホワイトハウスの低炭素化を加速した形だ。

 

ホワイトハウスへの太陽光パネルの導入は、政権の盛衰とも絡んでいる。最初に導入したのはカーター大統領時代で、その後、レーガン大統領がホワイトハウスの主になるや、1986年に撤去された。オバマ大統領が昨年夏に導入を始めるまで、27年間の空白があったことになる。


ホワイトハウスにはそーラーが似合う
ホワイトハウスにはそーラーが似合う






ホワイトハウスへの太陽光パネル導入は、歴史的建築物でも導入可能、ということをアピールする効果もある。ただパネルは屋根のすべてに張られたのではなく、セキュリティ上の理由で限定設置されているという。


 

パネル導入のコストは、ホワイトハウス全体の光熱費削減などの効果によって、約8年間で回収できるという。米国でも太陽光発電は再生可能エネルギー発電の中でもっとも急拡大している。しかし、全体の発電に占める割合は1%にとどまっている。オバマ政権は太陽光パネルの住宅への普及を促すため、ウォルマートやイケアなどの流通業とタイアップしてキャンペーンを展開していくという。

 

http://www.whitehouse.gov/