一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

東京都は、貨物運送事業者（緑・黒ナンバー事業者）のエコドライブ等の日常的な努力を実走行燃費で評価する「貨物輸送評価制度」の平成26年度評価取得事業者を決定した。評価結果は、3つ星15社、2つ星72社、1つ星105社の合計192社で、昨年度より43社増加した。

今回、3つ星に選ばれた事業者は、エスエイロジテム、西町運送、大出運輸、ナガオ、柳沢運輸、NTSロジ、三急運輸、東京三栄運送、金城運輸、武井物流、都築運輸、加賀運送、圏央ロジ、東配、茨城流通サービス。評価取得事業者は、2014年の認証マークを車両等に表示することができる。

なお、同制度の評価取得事業者は、環境配慮に係る第三者評価を取得していない事業者と比較して、走行距離当たりのCO2排出量が2割程度少ないレベルとなっている。

都では、自動車からのCO2削減を推進する仕組みとして、平成25年度から同制度を本格実施している。同制度では、「ドライバーへのエコドライブ実践のための教育訓練・指導体制構築の状況」「燃費管理の状況」「燃費データベース構築の状況」などを審査することにより、貨物運送事業者の日常的なCO2削減の努力を分かりやすく評価。同事業者が受注機会拡大に向けCO2削減の努力と実績をアピールすることにより、荷主による環境に配慮した貨物運送事業者の選択を促進し、一層のCO2削減を目指している。

http://www.kankyo-business.jp/news/008311.php?utm_source=mail&utm_medium=mail140718_d&utm_campaign=mail

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/07/20o72400.htm