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気候変動で年25万人の死者増も 感染症、熱中症等の拡大深刻に WHOの予測(共同)
2014-08-28 23:55:14
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は、地球温暖化に伴う気候変動が現状のまま進行すれば、感染症や熱中症が一層深刻化し、こうした病気による死者が2030~50年に現在より年間で約25万人増加するとの予測を公表した。
気候変動は公衆衛生にとっても大きな影響があるとして、国際社会にさらなる取り組みを促している。
WHOによると、25万人のうち、高齢者の熱中症が3万8000人、マラリアが6万人、子供の栄養不足が9万5000人など。マラリアの場合、2012年に約63万人が死亡したと推計されており、それが1割近く増加することになる。
約70年ぶりに日本国内で日本人の感染が確認されたデング熱など、もともと熱帯に多い感染症は、温暖化に伴い、ウィルスを媒介する蚊の生息地が北上、感染地域が広がる恐れが指摘されている。
ニューヨークで9月に開かれる国連の気候変動サミットでも、健康への影響が議題に上りそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014082801000778.html
気候変動は公衆衛生にとっても大きな影響があるとして、国際社会にさらなる取り組みを促している。
WHOによると、25万人のうち、高齢者の熱中症が3万8000人、マラリアが6万人、子供の栄養不足が9万5000人など。マラリアの場合、2012年に約63万人が死亡したと推計されており、それが1割近く増加することになる。
約70年ぶりに日本国内で日本人の感染が確認されたデング熱など、もともと熱帯に多い感染症は、温暖化に伴い、ウィルスを媒介する蚊の生息地が北上、感染地域が広がる恐れが指摘されている。
ニューヨークで9月に開かれる国連の気候変動サミットでも、健康への影響が議題に上りそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014082801000778.html