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アップル 全米で使用する電力を100%再生可能エネ発電に切り替え。新規に8億5000万㌦メガソーラーに出資(The Verge)

2015-02-11 17:15:16

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solar459988702_0米アップルのCEOである Tim Cook氏は、同社が全米で使用する電力をすべて再生可能エネルギー発電から調達することを明らかにした。そのためカリフォルニア州でファーストソーラー社が建設するメガソーラー発電所に8億5000万㌦を出資する。

 

アップルが新規に出資するソーラー発電所所は、カリフォルニア州モントレーに建設される。年末に着工し、来年末に完成の予定。面積は1300エーカーで、発電容量は130メガワット。米国の平均的家庭5万世帯分の電力を賄える。Cook氏は、「我々は気候変動が現実のものであることをしている。温暖化を巡る議論の時はもはや過ぎた。行動を起こすときだ」と述べている。

 

アップルはすでにファーストソーラーが拠点とするアリゾナ州で運転しているデータ指令センターをファーストソーラーからの太陽光電力で稼働させている。今回出資するカリフォルニア事業の電力はアップルの新しい本社で使われるほか、全米にある他の事務所やデータセンターの電力も再生可能エネ発電の電力に切り替え、米国内でアップルが使用する電力100%をクリーン電力にする考え。

 

アップルとファーストソーラーの契約は25年に及ぶ。ファーストソーラーは「今回のアップルの決断は、大企業が果たすべき行動のモデルともいうべきものだ」と称賛している。また環境NGOのグリーンピースUSAも「アップルには、まだ環境に及ぼすフットプリントを減少させるためにやるべきことがあるが、今回の決断については他の企業も見習うべきだ」と指摘している。

 

http://www.theverge.com/2015/2/10/8015185/apple-solar-one-solar-farm-renewable-energy