HOME |米エネルギー大手エクソン・モービル社 地球温暖化が公式に問題かされる7年も前に同リスクを把握と、内部の科学者が指摘。しかし懐疑論者を一貫して支援、との批判も(FGW) |
Exxonキャプチャ

世界最大の石油企業である米ExxonMobilが、地球温暖化問題が深刻な気候変動をもたらすことが世の中で知られる1988年よりも7年前に、同問題を把握していたことが明らかになり、話題を集めている。Exxonはそうした認識にもかかわらず、その後27年間にも及ぶ反温暖化キャンペーンに膨大な資金を投じてきた、と批判を受けている。

 

 Exxonが早期に温暖化問題に気付いていたことを証拠として示されたのが Lenny Bernstein氏のEメール。同氏はExxonの気候変動担当者で、30年以上もエネルギー業界で活動してきた。同氏は「Exxonが気候変動問題に関心を持つようになったのは、インドネシアで巨大な天然ガス田の開発を目指していたため」と明かしている。Bernstein氏は国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書取りまとめ役……

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