HOME |オーストラリア政府 2030年の温室効果ガス目標26%削減(05年比)。先進各国の目標値ほぼ出そろう。日本はオーストラリアより低く、先進国でもっとも目標の“緩い”国に(RIEF) |
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 オーストラリアは、2030年までに温室効果ガス排出量を26%削減(2005年比)する目標を、年末の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で示すことを決めた。

 

 オーストラリアの削減目標の提示で、COP21に向けた先進各国の目標値がほぼ出そろったことになる。米欧、カナダ、日本などの削減目標は2030年比で平均36%削減となる。このうち2005年比でみると、日本の目標は2013年比で26.0%削減だが、各国共通の2005年比では25.4%削減にとどまり、先進各国ではオーストラリアよりも低く、もっとも削減目標の低い国に分類される。

 

 これまでの公表ベースの削減目標値をみると、米国が2025年時点で 26%~ 28%の削減(2005年比)、2030年では 41%削減を掲げている。 ……

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